神のさと・南城ウォーク事務局

〒901-1511
沖縄県南城市知念字久手堅541
(南城市観光協会内)
電話 098-948-4611
FAX 098-948-4644
メールでのお問い合わせ

窓口応対時間(年末年始を除く)
9:00 〜 18:00


ホーム  >  南城花便り

南城花便り

ゆんたく庭(なぁ)

  シマヒギリ。照りのある大きな葉と、茎の先端に咲く花の集団(花序)の円錐形が目を引きます。 東南アジア原産で、沖縄では5月から10月に花を咲かせます。
     
地元の素材を使った石けんや、雑貨などを手づくりしている地域の仲間が集まって、おしゃべり(ゆんたく)しながら交流を図っています。

南城ウォークは、この手づくり&ふれあい市を応援しています。 8回目の今回は、糸数城跡で行われ、多くの親子連れがやってきて、のんびりとした時間を楽しんでいました。南城織り体験会を含めた会場の様子のテレビ取材もありました。

 

▲ページ先頭へ

旧盆の伝統行事「ヌーバレー」

  グスク(城)の入り口付近に一輪、咲いていたサフランモドキ。雨の後に花開くことから、レインリリーの名でも良く知られています。沖縄の方言ではアミフィバナ(雨降り花)といいます。株が密生するので、やがて、たくさんの仲間とともに咲くことでしょう。
旧盆のウークイ(お送り)の翌日(旧暦7月16日)にあたる8月25日、南城市知念の知名で、五穀豊穣を祈願し、あの世から来た無縁仏を海の彼方へ帰す伝統行事「ヌーバレー」が行われました。地域の拝所を廻って御願(うがん)が行われた後、アシビナー(遊び庭)で、夕方から夜が更けるまで、30以上の演目が繰り広げられました。
小学生から老人会まで、住民総出の行事は、地域の結束を固めます。
そして、今年もまた、途中で、にわか雨がありました。住民のもてなしに、あの世の方たちの魂が喜んで流すミナダ(目涙)のように思われてならないのでした。
琉球の精神文化は、伝統行事や芸能の中に受け継がれて今も生きています。
 
         
   
「空手・古武道」(中・高生) 武器を持たず平和を願う沖縄の精神。   「琴・三線」(小学生) 伝統芸能は、地域を思う心とともに受け継がれて。   「加那ヨー天川(あまかあ)」(中学生) 愛し合う男女の軽快な踊り。
         
   
「夢は大きく民謡歌手」(老人会) 若い!   「貫花(ぬちばな)」(女性会) 右肩袖抜きにして紫の帯。紅白の貫花を肩にかけて群舞で演じます。   「夜半前」(保存会) 会場を大いに笑わせた村芝居。
         
             
「松竹梅」(保存会) 祝儀舞踊。松竹梅に鶴亀をかたどった被り物を頭に、しっとりとした中に華やかさが感じられる踊り。   闇に包まれた夢空間。   「照喜名朝一」 知名が生んだ人間国宝、照喜名朝一先生とお弟子さん。
         
   
「百姓ヌ按司(あじ)」(保存会) 観客から掛け声もかかり、会場があたたかい雰囲気に包まれました。   「胡蝶の舞」(青年会) 花を追いかけて舞う蝶。知名独特の振付で踊ります。終盤には、足がバンバン。   「仲里節(なかざとぶし)」(青年会) 知名のヌーバレーでは女性4人が四つ竹(よつだけ)を持って踊るところに特徴があります。

▲ページ先頭へ

グスクの里を歩く

  プルメリアのピンク系品種。
玉城(たまぐすく)は、歴史の香りが漂う土地です。
   
玉城に点在するグスクと呼ばれる遺跡を結ぶ道が、グスクロード。
グスクの性格については、城・聖域・集落などの説があります。
 
     
 
今から約700年前に築かれたといわれる糸数(いとかず)グスク。野面(のづら)積みと、切り石積みが用いられています。   累々と積み上げられた城壁は、往時の技術の高さを示しています。
     
 
生命の水。湧水や川から用水を汲み取るところを井(カー)といいます。玉城は水の里でもあります。   悲劇の王女、百十踏揚(ももとふみあがり)のストーリー。紙芝居を使って語る文化財ガイドは、一族の子孫です。(墓前にて)
     
 
琉球開びゃく神アマミキョの築城と伝えられる玉城(たまぐすく)グスク。琉球国王による雨乞いの祈願が行われました。   地元の食材を使ったエコ弁当に舌鼓を打ちました。

▲ページ先頭へ

琉球開びゃく神話の地を歩く

グンバイヒルガオ。葉が軍配のかたちをしており、花は淡紫色。砂浜に群生します。
   
再生や新生を意味する「お水撫で(ウビナディ)」。髪の毛に効果は?斎場御嶽にて。
   
久高島を眺めながらの昼食は格別。 琉球開びゃく神アマミキョが仮住まいした聖地。
   
北国から南城を訪問したみなさんが、ビーチウォークを体験しました!

▲ページ先頭へ

海神祭の奥武島(おうじま)を歩く

海風に揺れるユーナ(オオハマボウ)。
   
奥武島に向かって海辺の道を歩きます。 本バーリーの7番目は西(いり)の勝ち。
   
島の人の心の支え“観音堂”にて、奥武島の
歴史をうかがいました。深く、濃いお話でした。
海神祭は島を挙げてのお祝いの日。ウォーク
の途中で、おいしいサーターアンダギーを
ごちそうになりました。
   
ウォークのしめくくりは、海を眺めながらの
クールダウン。ポールを使って、ノルディック
ウォーキングならではのスタイルでストレッチ
を行いました。

▲ページ先頭へ

尚巴志(しょう はし)の里を歩く

歩いていて蚊に食われたら、ゲットウのつぼみをしぼって出てくる透明の液を垂らすと、かゆみが止まります。

ウォーク前のひと時。

創作舞踊「汗水節(アシミジブシ)」の振付75周年の記念碑前で、皆で歌い、芸達者が踊りました。

「汗水節」は、汗水流して働く喜びを歌ったもので、地域の人の心を支える芸能として長く親しまれています。

琉球王朝の国家行事として行われた聖地巡拝の旅「東御廻り(あがりうまーい)」の拝所のひとつ、「場天御嶽(ばてんうたき)」。 琉球を統一し、琉球王朝を開いた尚巴志とその父の居城「佐敷上グスク」前を歩く。
「神のさと・南城ウォーク」を楽しんだ仲間。

▲ページ先頭へ

ダンベル体操交流会

糸数の花 かぎやで風(カジャディフウ)。
沖縄で祝宴の座開きに踊られる舞踊。

仙台元気塾の皆さんとの懇親会の場で、
南城市・糸数(いとかず)区の花が舞う。

   
仙台市で、生涯現役をめざした元気獲得法の学びと実践に取り組んでいるみなさん30人が、南城市の糸数区を訪れました。

100人を越える参加者が、東北福祉大学の鈴木玲子先生、戸袋勝行先生の指導で、ダンベル体操やノルディックウォーキング体操を通して交流しました。

南城ウォーク事務局も交流実現のお手伝いをしました。

仙台元気塾

▲ページ先頭へ

沖縄イケメン連のみなさんが「歩き東御廻り(あがりうまーい)」

オクラレルカ

知念大川(ちねんうっかー)の近くではオクラレルカの花が咲いていました。

2010年4月に「沖縄イケメン連」が発足しました。
イケメンの持つエネルギーで地域を面白くしていこう、盛り上げていこうと活動するみなさんがメンバーです。
その最初の活動が、琉球王朝時代から続く聖地巡拝の伝統行事「東御廻り(あがりうまーい)」を体験するツアー。

首里城を出発して与那原町を通り、南城市の玉城(たまぐすく)城跡まで、14か所の聖地すべてを歩いて訪れる、1泊2日の旅です。歩いた距離は約40km。
完歩したメンバーは、大きな達成感を味わいました。

テダ御川(うっかー)」で

海岸のそばにある聖地「テダ御川(うっかー)」で、潮騒の音を聞きながら、海からのやさしい風に吹かれてリラックスしている参加者。

▲ページ先頭へ

国際ジョイアスロンin南城2010

タデノキ

美人の里として知られた志喜屋の集落に咲くタデノキ。

南城市内の文化財を訪ねながらウォーキングを楽しむ12kmのコースに、那覇市などのノルディックウォーキングの仲間も参加しました。

終了後の懇親会の席上では、「地元の人から地域の文化や歴史などのお話を聞いたことで、ウォーキングの楽しさが倍加した。」などの声がありました。

グスクロード公園にて。

グスクロード公園にて。

▲ページ先頭へ

ノルディックウォーキングの運動効果を卒業研究に

ヒカンザクラ

ヒカンザクラ。 1月から2月にかけて、下向きに桃紅色の花を咲かせます。 木ごとに、メジロは縄張りを持っています。

医療や介護などの分野での、専門知識や技術の習得を目指している学生が、卒業研究のテーマとしてノルディックウォーキングの運動効果を選びました。
測定具を用いることによって、エネルギー消費が高まることなどを検証しました。

尚巴志の里を歩く。

尚巴志の里を歩く。

▲ページ先頭へ