神のさと・南城ウォーク事務局

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南城花便り

小谷(おこく)の「美ら石坂」

オオベニゴウカンが咲き始めました。
   
佐敷(さしき)の小谷(おこく)は、かつて、ホウライチクを使った美しい竹細工で知られていました。今、年末のこの時期になると、「美(ちゅ)ら石坂」を彩る光が、訪れる人たちを喜ばせています。地域住民が力を合わせて飾り付けたものです。2007年には「おきでんイルミネーション大賞」を受賞しました。
小谷で、夜の小さな散歩をしてみませんか。

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南城市健康づくりウォーキング大会

南城市佐敷の富祖崎海岸には、県指定天然記念物のハマジンチョウ群落があります。ウォーカー達を歓迎して、ハマジンチョウが咲き始めていました。
   
サトウキビの刈り取りの時期になりました。サトウキビ畑に囲まれたコンサートホールは、シュガーホールと名付けられ、音響効果が良いことで、プロの演奏家からも高く評価されています。

健康に関心のある地域の人たちが、シュガーホール内庭「つきしろ広場」に集まり、ウォーキング大会の出発式が行われました。

 
本日のノルディックウォーカー達。   中城湾に沿って遊歩道を歩く。
 
  屋比久遊歩道の眺望ポイントで休憩。
 
    遊歩道では、シマグワの実が熟し始めていました。
血圧降下や血圧上昇抑制、滋養強壮などの効能があるとされるシマグワです。

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小さな文化祭2010

海沿いの荒々しい景色の中で、優雅に咲くサキシマフヨウ。
地域のお年寄りとともに楽しいひと時を過ごそうという集い「小さな文化祭」。この催しを支えているのは佐敷・津波古(つはこ)の若者たちの優しい心。幼児からご年配の方々まで、すべての世代の人が集まり、会場はあたたかい雰囲気に包まれました。

(右)「新里春加先生の指導を受けて、真面目に踊っているのに、なぜ皆さんは大笑いするのでしょうか?」

豊穣をもたらす弥勒(ミルク)は、袂から甘いものを取り出して配ってくれるので、こどもたちに大人気。 エイサー保存会の熱演に、なぜか会場は大爆笑!
人生の先輩たちの演技は、味わいがあります。 次の時代を担う頼もしい仲間。
空手と盆栽を習うために訪れているベルギーの人が、「昔は、ベルギーでも、このように地域の人が集って楽しむ行事があったのですが、…」と語りました。 取りは嶺井南康(なんこう)先生のお得意の歌「ちんぬくじゅうしい 」。

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第3回美ら海ウォークラリー大会

  沖縄の海浜の景観をつくりあげている植物のひとつ、テリハクサトベラ。

光沢のある大型の葉に埋もれるようにして、地味で豪華な?花を咲かせています。

 
日本糖尿病協会沖縄県支部、NPO法人日本ノルディックフィットネス協会・沖縄共催の「第3回美(ちゅ)ら海ウォークラリー大会」が行われました。

西原町の海浜公園”西原マリンパーク”で、糖尿病の患者さんや家族の方など約180人が、潮風に吹かれながら心地よいひと時を過ごしました。

  ノルディックウォーキングの前後で、血糖値が大幅に改善した参加者も多く、あらためて運動療法の効果が確認されました。

南城市からもノルディックウォーキング指導者4名が、ボランティアとして参加しました。

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南城市のオープンガーデンを楽しむ

キントラノオ。
常緑低木。赤茶色の茎の先に黄金色の小さな花をたくさんつけています。花にはほのかな甘い香りがあります。姿全体がやわらかい感じがします。
   
「南城市 憩いの オープンガーデン」。4月に続いて、今年2回目のオープンガーデンには、25の庭が開放されており、本島中部、北部からも多くの方が訪れています。

この行事に合わせて、南城ウォークを行い、手入れの行き届いたお庭や、眺望、周囲の自然環境を味わいました。

   
 
お宅のかたにお話をうかがうのも大きな楽しみです。   200年ほど前に作られたといわれる船越大川(フナクシウッカー)は、きれいに整備されていました。お庭の見学のついでに、集落巡りをすると、地域の魅力を発見できます。
氷(蘭やコスモスなどの花ビラが中に入っています)のボウル。
その器に盛られていたのは杏仁豆腐。ランチのあと、カフェのオーナーからのサプライズのサービスでした。「オープンガーデンを楽しむ」南城ウォークにぴったりの、うれしいおもてなしでした。

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尚巴志ハーフマラソン2010

トックリキワタ。メタボのお腹のように膨れた幹を持ちますが、花はご覧の通り華麗。戦前、多くの沖縄人が移民として渡航したブラジル、アルゼンチンが原産です。
   
前夜祭「民謡うたあしび」。
地元の民謡研究所など17グループが出演しました。南城文化の層の厚さを見せてくれました。
   
戦乱を治め、琉球を統一した英雄「尚 巴志(しょう はし)」の名前を冠するこの大会は、九州・沖縄地区では最大のハーフマラソン行事です。

小雨の中、新里坂に挑む参加者。キツ~い!
今年の第9回大会には過去最多の8千9百人あまりが参加しました。みなさん!目標は達成できましたか?

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奥武観音堂395年祭

  アマクサギ。
南城市玉城(たまぐすく)の奥武(おう)島の斜面に、白色5裂の花冠を平らに咲かせていました。武骨な葉とは対照的に、近づくと甘くやさしい香りを放っていました。
     
ここに、親先祖が歩んだ心の道を受け継ぎ、次の世代に伝えようとする人々がいます―――。奥武(おう)の観音堂(ウクヮンヌル)。島民の心の拠り所。感謝の思いを捧げる5年ごとの祭典。
今から395年前、暴風雨に遭って島の西海岸に漂着した中国船の乗組員を、危険を顧みず島民総出で救助、介護し、船の修理も施し、国元へ帰してあげました。その返礼に中国から贈られた黄金の観音像を祀るために観音堂が建立されました。
                                  
(395年祭のプログラムから)「私たち奥武島の祖先は、見知らぬ異国の人々の難儀を我がことのように心配し、心から尽くしました。いつの時代にあっても’他人を思いやる心’いわゆる’チムグクル’は大切であり、それを実践した祖先を誇りに思います。・・・島の守り神である観音堂への感謝の念を忘れず、島の発展のために一人一人が力を合わせて頑張っていきたいと思います。」
 
棒術の奉納。87歳の2名を含め、250人以上の男性が参加。少年たちも大活躍でした。
「ヤイッ!ヤイッ!」の掛け声とともに全員が棒を持ってうず渦を描くように走る「スーマチ(潮巻)」に圧倒されました。
ウシデーク(臼太鼓)。
勇壮な棒術の後は、ウンドゥー(音頭)によって歌われる、心に沁み入るような臼太鼓歌とともに、厳かさを感じさせる踊りが奉納されました。「だんじゅ豊まれる(トユマリル) 離れ奥武の島や(ハナリオウヌシマヤ) 観音堂御崇め(ウクヮンヌルアガミ) 浜や前なち(ハマヤメナチ)」
   「祭りが育む
     郷土への思い
   うや ふぁーふじ達が
   くれた未来への
     遺産カタミ」

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知念岬で満月を楽しむ

  髪飾りに使いたくなる色と姿のアサヒカズラ。6月から12月にかけて咲きますが、この時期には特に色鮮やかです。
知念岬公園の緑地で、毎年、旧暦9月の満月の夜に、観月会が行われています。
三方を海で囲まれた場所。海面には月光で照らし出された銀色の光の帯。民謡、フラダンス、伝統芸能などが演じられます。
南城市に宿泊して、このようなひと時を味わう旅のスタイルもおススメです。
 
     
 
 

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25カ国から51人 - 南城市で国際交流

  コバノセンナ。
南アメリカ原産。沖縄でもよく育っています。花期は10月~2月。はっきりとした黄色の花には、くるりと上に向かって軽快に跳ね上げたような雄しべと雌しべがあります。
     
あざまサンサンビーチに、JICA(独立行政法人 国際協力機構)の研修事業に参加しているみなさんがやってきました。25カ国から51人! 地元南城市の観光協会、商工会の人たちと国際交流のひと時を過ごしました。
研修生のみなさんは、大いにくつろいで、”沖縄の自然も、沖縄の人たちも大好き”と言ってくれました。
 

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青年芸能フェスタin南城

  クロヨナ。
南城市の海岸近くの林で自生する常緑樹。木の姿も、淡紫色の花も、地味ですが立ち止まって眺めれば、味わいがあります。
     
南城市が誕生して5年。青年芸能フェスタも第5回となりました。各地区で先輩が築き上げてきた伝統を受け継ごうと地道に活動している青年達が、熱い演舞を披露してくれます。
「南城ウォーク」で歩く、南城市の土地柄を知っていただくのによい機会です。
 
     
(左) 大城青年会の「港くり節(んなとくいぶし)」。 笠ひとつで敵に立ち向かった逸話が基になっています。今年、50数年ぶりに地元の行事で復活しました。(右) 志堅原(しけんばる)青年会の「醜童(しゅんどう)」。美女2人と醜女2人が登場します。足腰を落として、ひとりは前のめりに、もうひとりはのけぞるように踊る醜女の踊りが特徴的です。  
     
  約300年前に伝えられたといわれる津波古(つはこ)の棒術。ドラに合わせて、六尺棒を用い、勇壮に演じます。字の行事他に、尚巴志(しょうはし)ハーフマラソンのスタート前などにも披露され、士気を鼓舞します。
     
  前川青年会の「アヤグ」。140年ほど前に創作された踊りで、農村の青年の力比べの所作などが表現されています。頭に結んだ紫色のはちまきと、白い長袖じゅばんにたすきがけ、腰に巻いた帯が、かっこいい!
     
  知名(ちな)青年会の「胡蝶の舞」。南城伝統芸能に欠かすことのできない演目です。
     
  愛知青年会の「農村若人」。大地とともに暮らす青年の力強さを感じさせる踊りです。
     
  垣花(かきのはな)青年会の「ウデフイ」。10年ぶりに地元で復活しました。真剣な演舞が印象的でした。

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